講演会セミナーなど撮影時、必ず抑えておきたい2つの大切なポイント

もしあなたが、イベントやセミナー時に
デジタルカメラで撮影する際、
(携帯やスマートフォンのカメラも同様です)
ちょっとだけ注意する必要があることをございます。

これを気をつけるだけで、今後の運営の円滑化と同時に、
より良い人間関係やコミュニケーション、信用度がアップできます。

セミナー主催者は「肖像権」「知的財産権」を意識しよう

セミナー開催する時、
手軽な保存方式として写真撮影したり、
今後のことを考え、ビデオカメラなど
動画で撮影する事もあろうかと思います。

主催者ですと、
動画用の素材はもちろん、セミナーの開催実績など、
ビジネスにおいて、
大きな進捗のきっかけに役立つために撮影していることもございます。

しかし、撮影の際に意識する必要がある大切な法律がございます。

それは・・・

「肖像権」
「知的財産権」

である。
これから、2つについて簡単なポイントをお伝えします。

【「肖像権」の簡単なポイント】

肖像権についてのポイントをお伝えしますと

「本人(被写体)に、無断で参加者の顔を出さない事」

です。

(※ここから先は一般的な内容で書いておりますので、
「肖像権」に関する細かい法的定義は
直接、弁護士、司法書士等の専門家にお聞きください。)

参加者の中には時々、

「実はわたくし内緒でセミナーに参加しました・・・」

という方も実際にいます。
あと、セミナー以外でよくあるケースは

「著名人(有名人)とのプライベートショット」

です。

特にメディアによく出ている人は、先方に確認するのが一番でしょう。
場合によっては写真撮ってくれるも、
「インターネット(ソーシャルメディア)に掲載するのはお断り」
というケースもございます。

最近、インターネットやソーシャルメディアが当たり前な時代、
ちょっとの配慮を間違うと
「知らぬうちにアップされていた」となり、
最悪の場合、事態の収拾がつかなくなる可能性が高まります。

更には一度アップされ、出した張本人が後で削除しても、
違う第三者が写真自体のデータを持って帰って(保管)いたら、
その第三者が投稿したりして、
二次被害が簡単に起こり、モグラ叩き状態になります。
(これを「デジタルタトゥー」と言います)

【「知的財産権」の簡単なポイント】

知的財産権の簡単なポイントとしては・・・

「プレゼンデータ」や「配布資料」のことです。

厳密には表紙も違反になるが、
多くの場合は
「プレゼンデータや資料の中身を撮影して外部にシェアした場合」です。

中身の情報はそれぞれノウハウ情報などがあり、
中には機密契約など、
外部流出には常に警戒しているのが現状です。

また、プレゼンや資料も一部だけシェアすると、
本来伝えるべき情報が歪んでしまい、
間違って伝わったりするなど、
趣旨から外れてしまうケースも予想されます。

そのため、無断でシェアすると面倒になるので、
これも、主催者に必ず確認をしていくことで回避できます。

主催者としてどんな配慮をすればいいのか?

もしあなたが主催者の場合、
最低限、開始前まで「撮影について」事前に注意事項など伝えた上で、
「参加者の中で顔が掲載されることに問題がある際は、個別にご連絡ください」と、
最低限必ずお伝えしましょう。

また、もしアップする際には、
どこのサイトかを含む「掲載場所と目的」をお話しすると、
より安全かもしれません。

実は「Facebookのタグ付け」という機能も安易に使いがちですが、
相手の了解を得ずに黙って行うと、
場合によっては、大きな問題に発展する可能性が高まります。
(一番確実なのは、見かけたら「事前に許可を得る」か
「ご自身でタグ付けして下さい」かと・・・。)

私もよくセミナーや講演会関係の写真を撮りますが、
後方から撮影するのもその理由です。
後ろ姿の写真は、ほとんどの場合で
「顔(参加者)が特定されない」という理由から、
了解していただけます。
(顔が写っているバージョンも撮っているが、
ネット上公開は許可がない限りしておりません)

カメラマン(撮影者)が気をつけるべきこととは?

基本「主催者と一度確認すり合わせしてから撮影する」の一点である。
「肖像権」「知的財産権」の絡みが厳しい主催者も実際にあるが、
先に知っておくと、相応の対応がしやすくなる。

仮に参加者の顔を載せた写真を撮影OKとしても、
主催者の記録用のみの可能性もあるので、
時間ある際はそこまで聞いておくと安全です。
*私の場合は撮影掲載OKとしても基本使わないか、ボカシ入れます

公の場に公開する場合などは・・・?

ブログやホームページなど
不特定多数が見る、公の場に公開する場合は、
顔出し写真は、必ず事前に了解を頂くことです。

集合写真も例外ではありません。
私が撮影する場合は必ず
「ネット上にアップする予定」の旨お伝えし、
顔出しNGの際はご自身で顔を隠すなどの処置をお願いしております。

2020年からは例の理由から、マスク着用が増えたので、
なおさら都合良く伝えやすいかと。

写真素材サイトとして使う場合は?(余談)

記事の本題から逸れるが、もしセミナースナップなど
「写真素材として使う」場合で肖像権、知的財産権に絡む際は
当事者同士で確認すり合わせしましょう。
(レアケースかもしれないが)

伴って「商用(PIXTAなどの有料素材サイト)での利用」や
「写真コンテスト出展」の場合は、
現在は「トラブル回避目的」により、
主催者側は口頭許可ではなく、リリース契約書面提出が多くなっております。

以上、撮影の際には十分気をつけて、
気持ちよく公開しましょう。

<コラム>

「関係者以外、会場内撮影禁止」という場合は?

この場合は撮影しないのがベターです。
特に開催時間中はなおさらです。

仮に、諸事情で撮影するとしても、
開始前で、場所が特定されないように配慮しておきましょう。
開始後や、場所特定されると問題が起こりやすいので。

考えることは「どうしてNGなのか」という理由を
お客様の場合は主催者(運営者)の立場に置き換えると早いでしょう。
それでもわからないのであれば、
自己責任の範囲で関係者に聞いてみるのが一番です。

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