合唱演奏会撮影を行なって感じた、大切な5つのポイントとは?

先日、合唱演奏会の撮影を行った。

演奏会の撮影は、一般的な撮影と違い、少しデリケートな要素が絡む。
しかし、そんな状況でも撮影と技術の両立が必要である。

今回は幸いにも、早いうちに撮影依頼があったこともあり、
いろいろと対策を講じることができ、無事滞りなく撮影が終わった。

ということで、少し具体的な方法を。

1)静音対策

演奏会撮影では「一番重要」といってもいい対策である。
これによってクレームいただくと、
演奏会自体の雰囲気を壊す人と扱われるので、ほぼ100%次回はない。
ヘタすると迷惑料として謝礼ゼロという可能性も予想される。

練習段階は通常撮影したが、当然ながらいろいろと指摘を受けた。
そこからどうやって静音対策をするか?

基本的な合唱演奏会撮影の前提、考え方は・・・

普段は問題ないシャッター音も、
演奏会の場合に限り、本当に目立つくらい有害な音になってしまう。

カメラのマニュアルはもちろん、ググったりして調べた。

まず基本的な静音対策は「保温フード購入」である。
(*静音フードは扱っていないため、寒冷地撮影が可能な保温フードとなっている)

フードの中にカメラを入れ、撮影するという流れであるが、
フードの影響で音については相応に減るも、小さく和らぐだけ。

もう一つは、
一眼レフ本体のサイレントシャッターという方法もあるが、
デジタル一眼レフの場合、結局ミラーの動きやタイミングを変えるだけで、
音自体は出るのである。

他には、ミラーレスで撮影すると無音でシャッターが切れるというのもあるが、
持ってない状態での購入は現実的ではないし、レンタルにしても相応に費用がかかる。
持ってる人で無音可能な方はストレートに採用しましょう。
(*機種ごとにやり方が異なるので、機種名からググってください)

私の場合、ここで幸いだったのは
「Nikon D850」ビューファインダー撮影が「完全静音」だったこと!

これで静音対策は一気に解決へと向かった。

数回、演奏会のステージ練習や、違うセミナーでの撮影などやってみたが、
ほとんど問題ないことがわかったので、即採用となった。

*ミラーアップダウン時だけは音がなるので、切るときは拍手している時などタイミング良く

ちなみにサブ機種のD7200だと、サイレント機能がないので完全に保温フード使用でした。

2)撮影アングルと高さ

静音対策に伴って、ビューファインダー使ったが、
通常のアナログファインダーと感覚自体違う。

逆に、目を当てないで撮影ができるという利点もある。
そのため、撮影アングルは使い方によっては幅広くなる。

高さについては、普通に立って、手を完全に上げた状態からの撮影もしたが、
団員全員を入れるとなると、もう少し高さが必要と感じた。

そのためAmazonから踏み台を購入し、高さ稼ぎに使った。

こちらが実際に使った踏み台で、色も暗くなっても目立たない黒を購入。

こうして踏み台に乗り、
ビューファインダーから完全に手を上げた状態で撮影ができたのである。

脚立から撮影という方法もあるが、
ホールの防災関係(消防法)から厳しくなっているのでオススメしません。

3)場所確保

これは座席のレイアウトと連動する。

今回の場所は築年数も相応にあり、
最後列の席が壁寄りになっていたので、一番後ろの動線がない。

他の場所からの撮影も考えたが、
演奏中に場所移動すると演奏終了まで戻れないので、位置固定となった。

そのため、
位置固定となったので主催者了承のもと、最後列のセンター座席を確保。
これによって、
演奏中は最後列から撮影しても、観客の邪魔になることはまずない。

あと、踏み台使用についても了承を頂いた。
(*踏み台や脚立使用の際は、事前にホールや主催者に確認しておくこと)

通路挟んで動画担当の方もいたが、
事前に撮影について申し合わせしているので、問題なく終了。

4)使用レンズ

ホールの規模や場所によって異なるが、
今回の撮影場所(1000名規模)は70-200mmレンズで対応し、
演奏中は交換なしだった。

基本、団員の少人数アップ写真は不要ということだったので、
400mmをレンタルで考えたが、結局不要になった。

ラストのロビー撮影だけは、24-120mmレンズ&ストロボだが、
アンコール曲のタイミングを図り、レンズ入れ替えした。

ロビー演奏は、
終わったらすぐ開始という流れなのは先に情報持っていたから。

5)その他(バッテリー、服装、撮影許可)

基本中の基本だが、ビューファインダーの場合、
デジタル一眼レフのバッテリーは
アナログファインダーよりも早く消耗するので、
事前に満充電のバッテリーを用意する。

服装は、基本黒か紺ベースで、目立たないようにする。
(いわゆる「黒子に徹する」)

あと、主催者サイドが運営のベテランだったので、
写真撮影の一件は手続含めスムーズに運んだ。

たまにルールを知らない運営者もいるのも事実である。
ホールによっては
「写真撮影の申請書類をホールに提出する」という必要が生じるので、必ず確認すること。

ここでは合唱という言い方に絞ってますが、
これ以外にピアノやオーケストラなど、演奏会系は基本同じです。

ぜひご参考までに。

大きく感じたことは以上。

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