店舗看板撮影、正面から撮影したように見せる方法とは？

先日、整骨院の撮影時に店舗前も撮影したが、
ここで一つ小ネタを公開！

【撮影の日、看板についてオーナーから言われた悩みとは・・・】

そんな中、オーナーから言われた悩みは
「看板だけど、正面から撮影したものが欲しいけど、撮れないんですよ・・・」
という悩みだった。

実際に私も現地を見たところ・・・

確かに、現地は「２階」にあって、廊下が狭いという状況。
でもって、iPhoneでも正面からの撮影はできなかった。

この日施術モデルで来ていた方も、
持っていたスマホでは同様の状況で、正面からは撮れずに終わった。

【レンズやドローンで解決できないのか？】

そういう時は、
超広角レンズや、マクロレンズで撮影すればいいのだが、
持っていないというケースも十分ありえる。

私も同じで、本体は当時D850だったが、持っているレンズがAPS-Cなので、最広角は18mm
(＊APS-Cレンズの表示上で記載、35mm換算で27mm）だった。

ということで、広角で撮影するとこんな感じになる。

結果
「持っているレンズでは正面からの撮影は現実的に不可能」である。

もう一つ、ドローンという方法もあるが、
私の持っているトイドローンは、軽いため「風や荒天時は使えない」という弱点がある。
あと、隣が道路だったので、失敗時のリスクは高くなるので、
気象条件と周辺の環境を考えて行うのが一番である。

【レンズやドローンで解決できないなら、LightroomとPhotoshopを使って修正！】

このままだと、悩みは解決しないので、
LightroomとPhotoshopを使って修正作業開始となる。
やった手順は次の通り。
（内容的に大雑把に書いているので、わからない方はググってください。）

１）まずは写真を撮影

ここで注意するのは、作業する関係から
周りの余裕を作って撮影しておくと超絶ラクになる！
（RAW撮影か、JPGの最大画質でやっておくが、
私の場合はRAW撮影だったので、以降もそれを前提に進める。）

２）Lightroomにて、色合い補正と垂直水平の補正を行い、トリミングする

この時点で、かなり見映えが良くなったが、完璧に片付かなかったので、
Photoshopを使うことにした。

３）Photoshopにて補正する

あとは、台形になっている看板を長方形にしていく作業が残っている。

ここでPhotoshopで遠近差の補正をかけるが、
使えたのは「遠近差ワープ」という機能である。

PhotoshopCCは、４つのコーナーを指定して、補正するが、
ワンタッチで水平垂直に補正してくれる機能があるので、かなりありがたい上にラクである。

これで完成した看板はこちらである。

これで「看板を正面から撮影した風」に変えたのであった。
あとは必要に応じて、大きさや看板表面を修整していけば良いかと。
（縦長の歪みは出たが、この場合は最適解かと）

これ以外にもっと効果的な方法があるかもしれないが、
私のやった方法としてぜひご参考までに！

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