【デザイン】Illustratorやっている人必見！印刷注文の基本ルールとは？

もしあなたが、デザインの印刷を業者にお願いした際に
多くの方が「不備事項の指摘を受けやすい」内容です。

特に、Illustratorを使っている方はこの内容は大切です。

 

最近インターネットの便宜性が増したことによって
原稿の「持込印刷」や「データ送信」でやっている
印刷業者が増えております。

むしろ、こういう形態は
今となっては簡単かつ手軽にできるようになりました。

 

【印刷業者の原稿持込（データ送信）について】

原稿持込（データ送信）は、印刷業者ごとにあらゆるルールがあります。

たとえば

・色のこと（CMYKデータの指定）
・画像のこと（300dpiなどの指定）
・余白設定のこと（業者によっては指定の定型原稿で提出）
・提出の際の方式（PDFで原稿提出など）
・原稿送信の際の容量制限

などがございます。

※こちらは、ご利用になる印刷業者の方に必ずご確認ください。

 

【印刷業者「共通のルール」とは？】

そんな中、
原稿送信の際に「共通のルール」がございます。

それもIllustratorで原稿を作る方にとっては
印刷業者に出す際「これは大切な事の一つ」です。
その大切な事の一つは何かというと・・・

「文字をアウトライン化すること」

というルールです。

【文字のアウトラインって何？】

簡単に申しますと

「文字という機能を外して、完全にデザイン（グラフィック）化して下さい」

という意味です。

 

文字は「打ち込んで入力した状態のままである限り」は、
「文字として機能」し、編集ができます。

そのため、特殊なフォントを使うと、
ほぼ確実に印刷業者側は、フォントが反映されないために
「原稿不備がございます」という連絡があり、やり直しされる可能性が高まります。

連絡があるなら救いですが、最悪の場合は

「原稿不備と知らずに対応してしまう」

という印刷業者もゼロとは言い切れません。
（過去に聞いたことはないですが、ヒューマンエラーは存在するので）

原稿を送る際
「文字をアウトライン化する」ことによって、
「文字」という機能を外します。
これにより、相手業者側の環境は、
文字という機能が外れることで特殊フォントで作っても反映されます。

 

【アウトライン化の注意点】

文字をアウトライン化することで、文字という機能がなくなるため、
当然ながら文字の編集もできなくなります。

そのため、「必ず」アウトライン化する前に保存し、
アウトライン化した後は必ず別名でファイルを保存しましょう。
そして、印刷業者に送る際は、アウトライン化した方のファイルを送りましょう。

これによって、やりとりがずっとスムーズになります。

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