人物を素材として撮影する9つの大切なポイント【写真素材】

もしあなたが、「素材写真」として「人物写真を撮影」する際は、
まず必ず守る必要のあることがございます。

これを今回9つのポイントとしてまとめました。

【人物を写真素材として撮影する際の9つのポイント】

◎ 「肖像権」に気をつけましょう!

これにつきます。
特に顔を写す際は、なおさら要注意です。

そういう意味から、
「素材集から人物素材を使う」際は、
必ず、注意書きや利用規約を読んで対応する必要があります。
(素材集の人物の多くはモデルで、規約などに反した使用は
場合によって法的問題にも発展しますので・・・)

これ以外に、
「自身で撮影して素材に使う方法」もあります。

自身で撮影する場合は、相手に承諾を取っての撮影ですので、応用が利きます!

◎ ピンボケは禁物

ピンボケ(ピントがボケている)写真ですと、見る人の印象を落とします。

ピンボケではなくても、ソフトフィルターかけすぎも
場合によっては「ピンボケしているんでは?」という印象を与えます。

あくまでも見るのは「一般人」であるので、
芸術写真のレベルも必要ないわけです。

また、人物をくり抜く作業を行うにしても、
ピンボケですと境界線もボケているので、作業効率が数段以上低下します。

加工ソフトで輪郭をシャープにさせてしまうという方法も、通用しないことがございますので、
ピンボケ写真は絶対に避けましょう。

◎ 背景は「単色」がオススメ

背景の色については「人物、衣装」と「背景」が近い色や同じ色ですと、同化して見え、
背景と衣装の境界線が判別しずらくなり、作業が著しく面倒になります。
(このくり抜く作業は「パス抜き」と言われる方法です)
まったく違う色であれば、問題はないと思います。

面倒なパス抜き作業を軽減する方法というと、
背景はできる限り単色が良いのですが、
もしできる環境がなかったら、衣装や髪の毛と同じ色(近い色)
は避けるだけでも良いかもしれません。

背景と人物の色が似ていてがごちゃごちゃしていると
手間が相応に増えてきます。

◎壁にもたれかかるのではなく、離れた場所から撮影

壁にもたれかかると、壁に映る影がきつくなり、
壁と影、人物の境界がわかりにくくなり、
これも作業の手間を増やします。

出来る範囲で離れて、影を薄くしましょう。

芸術写真の撮影ではライティングの技術やレフ板などで
光や影をコントロールすることが可能です。

しかし、一般的な撮影では、そこまで用意して撮影するという機会は
ほとんどございません。

そのため、素材目的で撮影する場合は、少し離れた場所での撮影など、
シチュエーションに気を配ると良いかもしれません。

◎ 細かい構図は気にしない

これは物体にも、ほぼ同様のことがいえます。

「細かい構図は気にしない」というのは言い換えると

「必要な部分が撮れたら他はいらない」

という意味です。

まず、芸術的な写真を撮ることを求めている人や
素材を有料で販売するという方にとっては
根本的にこの考え方は違いますので、読み流してください。

しかし、自分自身で「写真素材目的」として使う場合は、
むやみに構図を意識しないことです。

結局は使う部分は限られるからです。

とはいえ、極端に画質が低かったり、構図が悪いと、
切り抜きに使えなかったり、文字を入れる場所に苦慮するなど、
面倒になり素材に使えません。

また相手が絡む場合、
相手に後日「もう一回撮影お願いします」と再度撮影をお願いするのは、
大変言いにくいはずです。
相手は少なくても心の中で
「うちはヒマじゃないんだから・・・」
と思われているかもしれません。

なので、
「どういう形で素材を使うか」
を考えて撮影しましょう。
そして、被写体はどのように写すと良いのかというと・・・

・背景を切り抜いて使う場合
被写体を左右の端に寄せるのではなく、中心が良いです。

・写真はそのまま、文字を入れて使う場合
この場合は、左右に寄せるといいかもしれません。

◎ ネタは複数用意しておくこと

人物素材の材料ですが、
大切な事として「ネタは複数用意しておく」
というのがあります。

特に人物撮影をお願いした際は、必ず相手の配慮が必要です。

前項でお話ししましたが、一度お願いして、改めてお願いする事は、
よほど親しい間柄でない限り
お願いする事は面倒だと思います・・・。

撮影の際についてですが、大切なのは
いろんな「方向・パターン等」を意識しましょう。

・正面撮影、左右から撮影(方向を変える)
・全体、上半身、肩から上、バストアップ(パターンを変える)

など、必要に応じて複数撮影すると、
後々使う際に選択肢が増えて使いやすくなります。

◎ 使う目的を明確にする

相手が絡む撮影は、
最後は相手に使用する目的を含め
「使って良いかという了解を頂く」ことです。

了解いただいた後は、今後の事を考え、できる方は何らかの御礼しましょう。

了解した際、一番良いのは「書面で交わす」ことですが、
最低でも・・・

・どこに使うか
・どういう目的に使うか
・使っていい範囲
(横顔のみOKなのか、顔が写っている状態もOKなのかも含む)

これは最低限、確認し伝えましょう。
ちなみに、素材サイトに提供する場合は必ず「リリース契約」の書面があるので、
必ず本人に署名させ、コピーを相手に渡しましょう。

◎ 使った際は相手にも伝える

使用した際は、
積極的に「どこに使ったのか」を伝えましょう。
そうすると、相手も少しは喜びます^^
逆に、避けて欲しいと言われた際でも、先に言った方がずっとマシになります。

場合によっては、
デザインを加えて「写真をプレゼント」
するというのもいいかもしれません。

無断使用してしまうと、
目的外(本人の意図から外れた)使用は、不快感を抱くばかりではなく、
今の時代ですから、最悪の場合は、
ネット上で「◎◎さんが写した写真、怪しいところに使われた・・・」など、
ネガティブ情報が伝わり、痛い目に遭うことが予想されます・・・。

◎ コンパクトデジタルカメラや携帯電話のカメラ機能で撮影は可能!

「芸術的な写真を撮りたい」とか、
「有料で素材を販売したい」という目的をお持ちの方は、
迷わずデジタル一眼レフカメラは用意した方がいいでしょう。
(むしろ、必需になります。)

しかし、写真素材を自分自身で使うだけというのであれば、
わざわざ、デジタル一眼レフカメラを購入しなくても十分可能です。

あなたの持っている、
「コンパクトデジタルカメラ」「スマートフォン・携帯電話のカメラ機能」
で十分撮影できます。

今のデジタルカメラは画質が良いので、ほぼハズレはないでしょう。
あったとしたら、撮影者のスキルとセンスだけです・・・(笑)

まず著名なカメラマンではない限りは、注目されることはまずないので、
「見れる写真」を意識して撮影し、活用した方がずっと良いです。

見れる写真の他に、撮影する際に注意する2つのポイントは

・ あなたのカメラ設定内で可能な「最高画質」で撮影しましょう
・ その写真を「原版」として「永久保存」しましょう

そうすることで、
あらゆる使用において、柔軟な使用が可能となります。

もちろん、最高画質で撮影すると、
1枚の容量が当然に大きくなりますが、
初めの段階で「最低画質で撮影して後悔する」より、
絶対に「高画質で撮影しておいてよかった!」という日がやってきます。
(これ本当です!)

「最低画質」から「最高画質」に変えることはできませんが、
「最高画質」から「最低画質」に変えるのは簡単だからです。

これらが大きな9つのポイントです。

「これはテストに出ますよ!」

と言わんばかりに大切なことになりますので、お役立てください!

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