スクールフォトで思う費用対効果

シーズン入るとスクールフォトの打診が来る。
そんな私だが、基本ほとんどの場合スルーである。

考え方として「脱下請け」の考えが強いのもあるが。
私の中で受ける条件は、
「費用対効果が伴うかどうか？」が基準。

昨今のスクールフォトだが、ほとんど費用対効果が伴ってない！

３月某日のカメラマン募集だが、一部炎上したのも含み、
めっちゃ必死感満載でやっているようだが、
多くの場合、撮影を
「受けます」「受けません」以前に「撮影したくない」が
回答かと。

イベント拘束時間が半日規模
・編集作業
・撮影枚数がとっても多く、納品期限が短い
・その割にはコミッションが低い（交通費込　１〜３万円の範囲内）

もし、経験値を積む目的で、
コミッション度外視なら受諾して良いと思う。

しかし私は、
基本手離れが早い内容だけ受諾する。

３月（卒園遠足）と４月（入学式）の案件１件ずつ受諾してるが、
どちらもRAWデータ引き渡しで終了である。
このやり方は、編集後納品と違い責任が重い。
なぜなら、撮影データを見ることがないので、
どんな出来具合なのかがわからない。

もし編集作業絡むなら、
時間作業だから「見合った報酬は当然の姿」と思ってる。

脱線したが、カメラマンのコミッションが
低い背景や事情はいろいろとある。
（ここでは細かいことは別途書くとする）

反面、このまま低い状態が続くと、
「カメラマンのやりがい搾取」に
なってしまうのではないかと心配になる。

また、カメラマンの質の低下も
顕著になるのではないかと思う。

写真撮影って思っている以上に神経使うし、
事後の作業時間が相当である。

しかるべき対価を頂くことが、
今後重要となるのではないか？
と昨今感じた。