何かをしているときは何かをしていない時である　〜餅は餅屋に任せる〜

このタイトルは、私が尊敬している経営者の名言だけど、
先日のパーティで写真撮影をし、
参加者からのFacebook投稿を読んで、ふと思った。

昨今、スマホで写真撮影が、簡単にできるようになった。

しかし、スマホで写真撮影するとどうなるか？
本来の「記憶に留める」「楽しむ」ことやが薄れてしまっている気がする。

観光地でもそうだが、
スマホで撮影して、移動となると、
肝心の目で見て記憶に留めることが失われ、思い出に残らないことが多い。

ライブでは本来は音楽を楽しむものだが、
スマホ撮影しまくると、
肝心のライブの熱量など含みどうしても減ってしまう。

アーティストのライブの多くは撮影禁止がほとんどである。
これって、肖像権など法的理由がメインだが、
もう一つのポイントはライブを純粋に楽しんでほしいのかと思う。
アーティストのライブって、脳の記憶に残してほしいが、
撮影しまくりになると、おそらく熱量を体感する量が激減する。

撮影すると、撮影に集中してしまい、聞くことが減る。
逆も真で、聞くことに集中すると、撮影するのを忘れる（撮影が減る）
両方得ることは、よほど器用ではない限りまず不可能。

パーティなどは、スマホ撮影しまくるのではなく、
純粋にその場を楽しみ、写真は撮影者に任せるのが良いかと思う。
撮影者はこれに応えて、記念に残せるよう満遍なく撮影する。

カメラマンのいるイベントでは、
ぜひ参加者は撮影よりもイベント自体を体感して楽しむのが良いですよ＾＾
（＊あくまでも主催者の考え方に合わせるが…）