ここ最近、なぜ修正加工写真が普通に出回ったのか？

主観的な言い方になるが、
大きくはデジタルカメラの普及が影響している。

まず、ここでいうデジタルカメラは、
スマートフォンのカメラから、一眼系カメラまで
すべてと思っていただいて問題ない。

フィルムで撮影した写真は最終的にプリントするが、
まず、レンズにつけるフィルター上でソフト効果など
出すことができる。

しかし、プリント時に加工することは
相当ハードルが高い。

ところが、デジタルになってからは、
加工すること自体簡単になってきた。

スマホだとアプリですぐにでき、
一眼系でも編集ソフトで簡単にできる。
いまだと、背景自体をAIによって変えられる。

これって、便利な反面、
とっても恐ろしいことがある。

それは、ニセモノが簡単にできること。

ニセモノ写真も巧妙にホンモノに見せ、
違和感ないことも多く、
そのため、ニセモノ写真が増えてしまい、
写真自体の信用が揺らぐ可能性もある。

そのため、私はあえて修正加工をしない。
せいぜい、トリミングと明るさの調整まで。

これは当時のネガフィルムをプリントした時と同じ考え。

撮影写真納品後も
納品写真を著しく加工し、著作者（私）に
誤解や影響を与える場合は、
たとえクライアントでも連絡することがある。
（＊過去そういう方はいません）

ストレートフォトとは

「本物」「本来」「本質」

これらを追求したものである。

写真だけの絶世の美女や奇跡の一枚ではなく、
「等身大のあなた」を魅せること。

プロフィール写真とリアルの姿が異なった時点で、
相手は探すのに手間取ってしまい、
あなたの信用は一発でゼロになる。

それを覚えてほしいと思う。

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@yoshida_proflab