相談から７ヶ月後にストレートフォトをご依頼した、ありがたいお話

美談でも何ともないが、ちょっとだけ感じたこと。

先日、プロフィール写真を撮影した時のエピソードを。
その方は、昨年の夏に撮影の相談を受け、
当時、用途などヒアリングした。

しかし、用途が超限定的で、履歴書写真目的のみ
だったので、
「履歴書写真だとすぐ終わるので、
正直な話、身分証明用写真自販機が良いですよ」
と提案したところ、
「ぜひ、撮ってもらいたい！」と熱望された。

私の撮影は時間単位だし、
価格も相応なので、お伝えした結論は、
「せっかく貴重な撮影時間があるので、
お子様と一緒に撮影するのはいかがですか？」
とあえて提案し、一旦保留となった。

その後しばらく、連絡がなかった。
だいたいここで、
ご縁がなかったと割り切って素通りするのがほとんど。
むしろ、
9割以上が実際そうであるが、この方だけは違った。

７ヶ月後の３月に入り、撮影の依頼があった！

もちろん、お受けし
スタジオも予約して撮影を行なった。
こうして私の撮影を信用して頂き、
ご依頼いただけたことに嬉しく思う。

普段はゆるゆるで良い人を演じているが、
写真撮影になると、当然だが真剣に臨む。
依頼し、
受諾した方々の思いを大切にするのが私の責任。

責任といっても、ヒアリング時や前段階で
価値を理解しているかどうか、入口管理で見極めている。
途中のハードルで、私の考え方に合わない人は断っている。
そもそもお客様を選ぶ権利は私にあるから。

お互い大切な時間を使う以上、
ムダにすることは私の思いに反するし、
そういういい加減な人は、品質的に良い写真は撮れない。
なので、撮影に関しては慎重に判断する。
量より質の考えだから。

結果的に気に入っていただき、冥利に尽きます＾＾